〜 全日本生パスタ料理協会 設立背景 〜
(目的)
全国各地域の事業者間(生産者、シェフ、食品関連企業)において連携と
融合を図りながら、地元食材を活かしたパスタ料理開発に伴う1次産業の活性化の
取り組みを推進すると共に、広域にPRして「郷土パスタ」関連の総合力の向上を
目指すことを支援するものである。
(社会的背景)
日本の1次産業の存続が危ぶまれる原因である、後継者不足、
TPPとその問題を少しでも解消できる取り組みを行う。日本人は無類の麺好
きであり、中でもパスタは全ての1次農水畜産物を受け入れてくれる麺である。
(動機)
地元の素晴らしさを全国に発信したい想いで自社事業に取り組み、自社店舗
でも地元食材にこだわったパスタ料理を提供する中で、またお客様である全国のイ
タリア料理店でも同様に地元愛に満ちたパスタ料理と出会い、パスタ料理の奥深さ
と地元食材を活性化させる可能性を感じました。またパスタの本場イタリア訪問の
際に地域の食材を柱とした料理の数々に魅了され、同じ地形の日本でもご当地食材
のパスタ料理が出来ると確信しました。
(事業内容)
年1度の全国郷土生パスタフェスタの開催
年1度、全国47都道府県からご当地パスタを一同に集め、屋台形式で気軽に
販売提供します。そしてご当地パスタと1次産品のブランディング発信により、
生産物の流通、流動人口の増加により、地域の活性化へとつなげていきます。
(地域の方々への広がり)
郷土パスタという新たな食文化の形成を通して、1次産業の活性化が目的であり、
一般の方に地元の活性化を応援いただく必要があります。
応援いただくことで、関わりを持ち、自分ごととして認識し、地元の方々が、
地域の食材を愛し尊重し、そしてその発信をお手伝いすることで、地域の1次
産業を大切にする文化が生まれます。その先に食の1次産業を中心とした、地
域活性化が行われます。